the limit of one's patience.

 
 
そうさ。
まだ見ぬ向こう側
超えるには
今の私じゃ
到底無理だろう。
 
超えるには
私が私は根底から否定し
その否定を実現しなければならないんだ。
 
追い込んで
追いつめて
追い込んで
追いつめて
もう私自身無理だと感じた時に
その扉は開くのだろう。
 
その扉に立った時
君にも権利が与えられたんだ。
他の人ではない君に与えたんだ。
此の扉の向こうは 向こう側は
どんな世界が待っている?
 
その扉に立ったなら
足はまったく動かないだろう。
手は感覚を無くしているだろう。
意識は遠退いているだろう。
胸の鼓動は聞こえないかもね。
 
その扉に立った君
貴方は何を望み
何を感じ
何を失い
何を得て
どんな君になるのだろうね。