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さよならって言葉が嫌いって言う人の言っている意味が分からなかった。
 
だけど今はなんとなく分かる気がする。
 
最近自分が北海道弁で話していることに気が付いてなんとも言えない気持ち。
 
どうせ散るならでっかい花火を誰かに見せるんだ。
 
すっごい燃費が悪いの分かるけど誰かのために生きるよ、俺は。
 
それは死にたがっていた人間が生きたいと願うようになったわけじゃないんだ。
 
死ねなくなった死にたい人間が死ねないという限界状況において
 
残された道は生きることしかなくて、死に限りなく近づける唯一の手段として強く生きることだったんだよ。
 
これが死ねない運命をそれでも愛そうとする諦めにも似た運命愛なのかもしれないね。