ぷらねてすとあきら

 
今から話すことは緋月の日常の一部であって
決して私の話ではない。
緋月はプラネテスAKIRAを読んだそうだ。
AKIRAは昔映画を見たことがあったらしく
大まかな内容を初めから理解していたらしいが
プラネテスのほうはまったくで
彼は驚きを隠せないでいたよ。
そういいながら私はいつも通り
コーヒーに16gのシロップとミルクを入れて
スプーンでかき混ぜたんだ。