現実と望み


私の現実は

私と関わりを持っている君達なんだ。

私にとって現実は

あまりに非現実的であり

現実を呼び起こすのが

私と関わりを持っている君達なんだ。

私は君達の存在を忘れる事が出来ないのだ。

そう、現実から逃れられないように。

だから私を見ていて欲しい。

私が生きている間だけでも。

私がこの世に、現実に、今此処に、私が私として、存在していることを証明して欲しい。

それが私にとって生きている何よりの証拠で

それが何よりの現実なのだ。

そしてそれが私の唯一の望みである。